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ユーロと国際通貨システム

​田中素香/藤田誠一編

出版年月2003年5月

ISBNコード978-4-901916-00-4

本体価格  3,800円

A5判

頁数・縦338P 22㎝

内容

ヨーロッパとアジアからみた国際通貨システムとは? ドルの覇権に対して、ユーロと円は何をなしうるのか。日本を代表する国際金融、EU研究者が新たな視点で提案する。

 

目次

第I部 ドルと現代国際通貨システム
第1章 「ドル本位制」とユーロの登場(藤田誠一)
第2章 「ドル本位制」と国際資金循環(藤田誠一)
第3章 グローバリゼーションと為替相場制度(田中素香)
第4章 ドル本位制とエマージング・マーケット(山口昌樹)
第II部 ユーロとヨーロッパの国際通貨レジーム
第5章 国際通貨ユーロとユーロ圏(田中素香)
第6章 国際投資および調達通貨としてのユーロ(岩田健治)
第7章 ECBの為替相場政策(高浜光信)
第8章 「ユーロと中・東欧諸国の為替相場制度」(斎藤智美)
第9章 中・東欧諸国の外国為替相場制度の変遷(M.K.クラフチック)
第III部 東アジアにおけるドル,円,ユーロ
第10章 東アジア諸通貨の外為取引と為替相場の安定(田中素香・金明浩)
第11章 アジア通貨・経済危機と企業金融(山口昌樹)
第12章 アジア諸国の円建て債務と円の国際化――邦銀のドル建て国際金融の問題点(井上伊知郎)
第13章 アジア金融・通貨危機以後の債務通貨の変更について――タイの事例を中心に(井上伊知郎)
第14章 中国元と国際取引(王保林)
終章 世界およびユーロ中央銀行制度の金外貨準備の動向とユーロの最新局面(田中素香)

編者

田中素香

藤田誠一

執筆者

井上伊知郎

岩田健治

王保林

金明浩

M・K・クラフチック

斎藤智美

高浜光信

田中素香

藤田誠一

山口昌樹

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