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4月の新刊
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蒼天社出版


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社会政策
グスタフ・カッセル
著石原俊時訳
出版年月2023年4月
ISBNコード978-4-909560-37-7
本体価格 3,800円
A5判
頁数・横176
読者は、カッセルのこの書を読んでいくうちに、今日のスウェーデン福祉国家のあり様にもつながる多くの要素を見い出すことであろう!
グスタフ・カッセル(Gustav Cassel)と本書
1866年生〜1945年没。クヌート・ヴィクセルやエリ・ヘックシャーと並び、20世紀前半のスウェーデンを代表する経済学者であり、1904年から33年までストックホルム大学教授を務め、戦間期には国際金融の権威として世界的に著名であった。本書は、数学者から経済学者に転向した彼が、社会的に名声を得るきっかけとなった書物である。ワルラスの一般均衡論を継承しつつも、効用理論を批判し、稀少性の理論に基づく独自の体系を展開した。購買力平価説を唱えたことで知られるように、第一次世界大戦後は国連や様々な国際会議で活躍し、外国為替や通貨といった国際金融の専門家として世界的な名声を博した。主要著書にTheoretische Sozialökonomie, Leipzig 1918やThe World’s Monetary Problems: Two Memoranda, London 1921、などがある。
目次
序
Ⅰ 社会主義、自由主義および社会政策 10
Ⅱ 協同組合政策 33
Ⅲ 労働組合政策 54
Ⅳ 公的社会政策の任務 73
Ⅴ 高賃金の経済 99
Ⅵ 社会的進歩の経済的可能性 117
【補録】我々の社会経済政策の指針 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 137
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