『カール・S・シャウプ財政資料』(2020年9月1日時点での刊行予定)
【今後の配本予定】
新型コロナ感染症の影響で、残りの配本は以下の通り変更させていただきます。
第12回配本 2020年010月30日(←5月)『日本関係資料』第4回配本(三冊分)
第13回配本 2020年011月31日(←7月)『日本関係資料』第5回配本(三冊分)
第14回配本 2020年012月30日(←9月)『諸外国関係資料』第2回配本(三冊分)
*配本の順番を変更させていただくことがあります。
*膨大な資料群から配本の都度、内容を吟味、点検しつつ編集作業に当たっています。そのために配本の順番が変更することがありあります。この変更によって購読者の方々には多大なご迷惑をお掛け致しておりますこと深くお詫び申し上げます。
**なお、各編の巻数及び全体の冊数、定価には変更がございません。
【新刊】
『米国経済白書2020』三年ぶりの刊行
萩原伸次郎監修『米国経済白書』翻訳研究会 訳
訳者:萩原伸次郎・大橋陽
版を検討中です。
Jproには8月1日登録予定。
取次搬入は8月10日になります。
今年の11月3日には米大統領選挙の一般投票が行われます。これまで、アメリカの経済状況が大統領選挙の行方に大きく影響してきました。経済状況が良好の時には現職大統領が強く、あるいはそれを引き継ぐ与党大統領候補に有利でした。しかし、経済状況が悪い時には逆に野党候補が有利になるという、経済が選挙の一つの指標となっていました。その意味でも、本年度の『大統領報告書』(『米国経済白書2020』)はトランプ大統領にとっては重要な報告と言えます。
トランプ大統領は、この3年間、軍事面での強気の姿勢を一貫して崩さず、その裏打ちとなっていのが経済の好調さにあります。オバマ大統領時代のあらゆる規制を悪とし、規制緩和の撤廃によって競争を促すことこそが経済成長活性化に繋がるものであると、その役割を果たすのが自分であると主張してきました。本書では、そのトランプ大統領が展開してきた諸政策の成果がどのようなものであったのかを詳述しています。
しかし米国では、世界的な新コロナの影響で経済の低迷が深刻化しています。新コロナによって7月27日現在での米国感染者数は423万4020人、死者の数は14万6935人に上っており(ジョンズ・ホプキンス大学)、いずれの数字も世界でトップになっています。その要因がトランプ大統領の感染防止対策の遅れにあったと、米国国内では避難が集中しています。
本年度版の「総論」では、「新型コロナ危機とトランプ政権−2020年大統領経済報告』は何を意味するのか?」と題して、トランプ大統領の3年間の中間成果に加えて、新型コロナ危機に対するトランプ大統領の対応を論じています。
*なお、2017年、2018年、2019年の三年間、本経済白書は休刊しておりました。これらの年度については、オンデマンド出版を検討中です。
【トピック】アメリカ大統領選に向けた民主党候補者指名争いがスタートしましたが、その一人であるウォーレン(Elizabeth Warren)の本が今読まれています。書名は『この戦いはわたしたちの戦いだ』です。本書は彼女の現在進行中の伝記です。彼女は決して裕福な家庭で育ったわけではなく、苦悩の少女期・青年期を過ごしています。その彼女が自身の勤勉さと努力で弁護士にまでなり、今ではマサチューセッツ州選出の上院議員として活躍しています。平等な社会の実現を目指す彼女の力強い生き方には全ての人が勇気付けられる事でしょう。ぜひ読んでいただきたい本の一つです。
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【書店でのご注文が可能になりました】坂本 正、詹 向阳著『サブプライム金融危機と国家市場経済』は4月15日に書店発売しました。ただし、新型コロナ感染症の関する大型書店の自粛営業のため、書店、大学生協さんへの配本はいたしませんでしたので、ご注文は最寄りの書店及び各種オンラインショップからお願い申し上げます。本書は、熊本学園大学元学長・坂本正と中国金融学会服秘書長・詹 向阳との共著です。サブプライム金融危機は、2007年半ばから世界規模での証券化市場の崩壊を引き起こし、世界的な金融恐慌の様相をみせる中で新たな市場経済段階へと突入することになりました。本書はこの金融危機がもたらした世界経済への影響を検討した上で、今日のアメリカ金融政策と、この間に中国が採った諸政策を中国金融学会服秘書長・詹 向阳が紹介していきます。国家=政府といういわゆる国家市場経済の役割がこれまでとは変わっていく様子を知ることができます。
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【好評発売中】ハラル製品のマニュアル本
『ハラル製品−対応マニュアル 商品企画から認証マーク、製造、管理、販売まで』。イスラーム市場は世界規模で拡大しており、ハラル製品の注目度は日々高まっています。しかし、これがビジネスとして成功するには、イスラム法に基づくハラルの正確な知識と対応が重要になります。本書では、そのハラル製品の複雑な仕組みを詳説しつつ、企画から販売に至るまでその手順を解説していきます。日本での失敗事案も多く、その経過ついても紹介していますのでぜひご参考にしてください。
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【新刊】元白梅女子大学副学長・平賀明彦著『両大戦間期の日本農業政策史』は5月25日に刊行しました。著者は日本を代表する農業史研究者であり、本書では今日の代表的な稲作地域である新潟県・六日町の稲作政策や、都市近郊農業として知られる大阪の豊能郡南豊島村や泉北郡百舌鳥村、中河内郡松原村などの事例を取り上げて、戦中における日本農業の取り組みを紹介しています。日本が近代化に向かうなかで、日本農業が辿った道のりは必ずしも順風ではなく、政策側と農民との間で絶えず確執と共生が繰り返されて今日の農業の発展に至っています。また、日本近代史の中で農業の果たした役割を知る上でも、本書は貴重な図書と言えます。
本の内容はこちら→本の内容
【書評】3月25日に発売された ミシェル・フロケ著『悲しきアメリカ』が『週間 東洋経済』(2019年2月23日号)で紹介されました。訳者はアメリカ史研究者の大井 孝、土屋 元です。この一冊を読めばアメリカの歴史とあわせて今日抱えるアメリカの問題点も含めてアメリカの現状が分かります。テキストにも最適な図書と言えます。是非、ご使用ください。
本の内容はこちら→本の内容
募集 社員・パート・アルバイト募集
近刊 『米国経済白書2019』は2019年10月25日の発売予定です
近刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第8回配本は2019年9月25日の発売予定です
近刊 『サブプライム金融危機と国家市場経済』2019年9月20日の発売予定です
既刊 並河良一『ハラル製品ー対応マニュアル』2019年8月20日に発売予定しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第8回配本は7月30日に発売予定しました
既刊 平賀明彦『戦前日本農業政策史の研究』2019年5月25日に発売予定しました
既刊 内田真人・村本孜編著『アベノミクス下の地方経済と金融の役割』2019年3月22日に発売しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第7回配本は2019年1月25日に発売しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第6回配本は2018年12月25日に発売しました
既刊 川西玲子『戦時下の日本犬』2018年11月30日に発売しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第5回配本は2018年10月25日に発売しました
既刊 ミシェル・フロケ著、 大井 孝・土屋元訳『悲しきアメリカ』2018年10月17日に発売しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第4回配本は2018年9月25日に発売しました
既刊 『カール・S・シャウプ 財政資料』の第3回配本は2018年8月25日に発売しました
既刊 只腰親和・佐々木憲介編著『経済学方法論の多元性』2018年8月10日に発売しました
増刷 粟倉大輔『日本茶の近代史』2018年6月10日に増刷しました
既刊 大塚茂晃『日本預金保険制度の経済学』2018年5月16日発売しました
既刊 エリザベス・ウォーレン著、大橋陽訳『この戦いはわたしたちの戦いだ』2018年5月3日発売しました
*刊行が遅れている商品について深くお詫び申し上げます